サムラッチ錠とは
親指(サム)で押し込むツマミがあるタイプの錠前のこと。
サムラッチ錠とは、親指(サム)で押しこむつまみがあるタイプの錠前を言います。約20~30年前の昭和時代に建設された戸建ての住宅で多く用いられていましたが近年の戸建では採用されることはかなり少なくなりました。多くのケースは、欧風の装飾をされていることから装飾錠とも呼ばれています。サムラッチ錠の場合、長期間ご使用されてていると経年劣化によってツマリ部分が固くなっていき下がったままになるなどの症状が起きてきます。そのツマミが故障してしまうとラッチが反応が鈍くなって域扉の開け閉めするのに難しくなっていき次第に動かなくなることもありますので違和感があるようでしたら早めの交換をおすすめしております。サムラッチ錠は、多数メーカー(MIWA、GOAL、ALPHA、WEST、KODAIなど)が製造しています。使われる数が減っているため中には廃番になっているケースもございますし製造中止になっているメーカーも増えてきています。
サムラッチ錠についての説明
サムラッチ錠(サムラッチそう)は、ドアの開閉を行うための一般的な錠前の一種です。サムラッチは、ドアノブやドアハンドルを回すことで操作され、内部のバネ機構が作動してドアを開閉します。
サムラッチ錠は、一般的な住宅やオフィス、商業施設などの出入り口によく使用されます。以下にサムラッチ錠の主な特徴を説明します。
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自動ロック機能
サムラッチ錠は、ドアを閉めると自動的に施錠される自動ロック機能を持っています。ドアを閉めるだけで施錠されるため、施錠し忘れのリスクを減らすことができます。
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内側からの簡単な解錠
サムラッチ錠は、内側からはドアノブやドアハンドルを回すだけで簡単に解錠できます。これにより、緊急時に素早く脱出できる安全性があります。
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外部からのキーによる解錠
サムラッチ錠には、外部からのキーによる解錠機能も備わっています。これにより、セキュリティを保ちつつ、正当なキーを持つ人物によってドアを開けることができます。
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取り付けや交換が比較的容易
サムラッチ錠は、一般的なドアに対して比較的簡単に取り付けたり交換したりすることができます。そのため、修理や交換が必要な場合でも比較的迅速に対応することができます。
サムラッチ錠は、基本的なセキュリティを提供しながら、使い勝手や安全性を考慮した一般的な錠前です。ただし、より高度なセキュリティが求められる場合は、追加のセキュリティ機能を備えた錠前や他のタイプの錠前を検討することもあります。
どのような個所に装備されることが多いか?
サムラッチ錠は、一般的に居住用のドアやオフィス、商業施設の出入り口など、日常的に使用される場所に装備されることが多いです。具体的な例としては以下のような場所が挙げられます:
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住宅の玄関ドア
サムラッチ錠は、一般的な住宅の玄関ドアによく使用されます。玄関ドアは家の出入り口であり、セキュリティを確保しながら使い勝手も考慮されたサムラッチ錠が適しています。
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アパートやマンションの共用玄関
複数の住戸があるアパートやマンションの共用玄関にもサムラッチ錠がよく使用されます。各住戸には別のキーが割り当てられ、各住戸のセキュリティを保つためにサムラッチ錠が設置されます。
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オフィスや商業施設の出入り口
オフィスビルや商業施設の出入り口にもサムラッチ錠がよく使用されます。利用者が頻繁に出入りする場所であり、使い勝手の良さと一定のセキュリティを確保するためにサムラッチ錠が選ばれることがあります。
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学校や病院の内部ドア
学校や病院の内部ドアにもサムラッチ錠が装備されることがあります。教室や病室など、一定の制限エリアや個室の出入り口にサムラッチ錠が設置され、一定のセキュリティやプライバシーの確保に役立ちます。
これらの場所では、サムラッチ錠が一般的に使用される一方で、より高度なセキュリティが求められる場合には、電子錠やデジタル錠、二重施錠などの追加のセキュリティ機能を備えた錠前が選択されることもあります。